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Code-0 [コードゼロ] for IRC racer [Inshore Racing]

ミドルボート選手権に向けたスーパーウェポン! 今週の納品はIRC対応の[Code-0]です。

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正面から見るとジェノアに見間違う程のエントリーアンングル、サギング量はジェノアの約2倍を想定し、ラフにホロー(凹み)をデザインしています、ハリヤードの種類やジャマー(ストッパー)の強度にもよりますが、40ft位まではウインチの力でサギングコントロールが可能です。


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フットをサイドステーギリギリまで引き込むと、微風でヘッドセイルを深めにセットするアングルに限りなく近いシーティングとなり、クローズリーチで使用可能となります


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横から見るとようやくジェネカーのプロファイルが確認出来ます、LPはアップウィンドでの使用レンジを上げるため、あえて150%付近を採用。 この1D35のように、最近のノンオーバーラプジブが標準のレーサーが、仮に150%LPのジェノアを搭載した場合どれくらいポテンシャルが上がるかを想像して頂ければ、この150%という設定が効いてくる事をお分かり頂けると思います、


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セイルホイストは通常のスピンと同じです、セイルのラフに高強度のスペクトラロープが搭載されておりますので、ウインチでの巻き上げによりフォアステーの役割を担っています。 IRCではハリヤードのイクジット高さに規定がないため、可能であればマストヘッドからハリヤードをとる方がより効果的(フットの長さを変えず、高さが増やせるから)


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ターゲットはAWA30〜60、TWSは0〜10kt、2.2ozと3.4ozの特殊生地を使用しています、軽量ですが、ケブラー繊維が伸びを最小に抑えます。


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ジェネカーとしては浅く、ジェノアとしては深い、この微妙なシェイプがデザインの腕の見せ所、 リーチ後半のフックは、ジェノアではあり得ないのですが、ミッドガース(セイル中間幅)がフットの75%以上なければ違反(IRC-Rule26.3.4)となるため、リーチの膨らみをばたつかせないために必要なダーツなのです。  これにより、風速が上がるとメインセイルへのバックウインドが大きくなり、そのくらいの風速までがコード0の使用範囲といってもいいかもしれません。 オーバーラップジェノアを搭載している艇では、使用レンジが狭まります、逆に、Mumm30,Vite31,GP33,X-35,1D35,BC37,Farr40,等では非常に有効です、興味のある方と言わず、ディスタンスレースでも絶対勝ちたい方には是非お勧め致します。 費用は通常ジェネカーとほぼ同額から、小さいサイズでは70%位のお値段です。 ご質問等、お気軽に、まずはお問い合わせ下さい。[hl-sails@kg8.so-net.ne.jp]



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