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X-35 世界選手権-Race day 4 [X-35 World 2009]

長かった世界選手権も本日で最後、総合順位を一つでも上げるため、チーム一丸となってファイナルデイに臨んだ。

昨日の爆風は少し収まり、20kt前後のコンディション、第一レースはナイススタートでシングル回航、13位で今大会最高の順位を獲得、続く第二レースはスタートの出遅れ等が響き17位。

24−27−20−14−(27.5) −17− 21.5 −13−17 合計153.5点

総合成績

世界23位を獲得した。

初めて世界との戦いに挑んだ、木村大介スキッパーは日に日に安定し、自分自身のハンドリングが発揮出来る様になったのは順位を見ても明らかだ、いくら準備しても、初めて参加するワールドで緊張し、初日から実力が出せないのは当然とも思える。

レガッタを終えた後に伺った感想は、「色々なミスや、慣れないハンドリング、チャーター艇の問題をクリアし、次回もこのレベルのステージでバトル出来る様、頑張って行きたい」という事だった。

ボートキャプテンの荒川海彦はメイントリマーをしつつ、チーム全体のコーディネート、そしてオーナーでもある大介ヘルムスマンの気持ちを落ち着かせ、普段の力が発揮出来る様、本当に細かい配慮を欠かさず、また、ムード作りにも尽力していた。

彼のセイリングの実力も素晴らしいが、レガッタを通してのコディネーターとしての手腕が発揮されたのではないだろうか、少し前まで、同じ立場でチームを見ていた者として、素直に敬意を抱いた。

X−35はクルーザーでありながら、キールウィークという伝統あるワンデザインレガッタに組み込まれる程、純粋なレースボートとして認められ、実際のレースもディンギーやワンデザインキールボートのJ-24やベネトー25と遜色ない、非常にタイトな、実力がハッキリ現れるボートだ。

日本でもワンデザインとして盛り上がっていき、純粋に競技を楽しめるクルーザーとして更なる発展をして行く事を願う。

自身としては、ワールド遠征チームのサポートとして、手配や準備等の裏方に徹しながらも、次ぎは
必ずセイリングメンバーとして挑める様、更なるセイリングの追求を続けて行こうと決心した。

キールウィークというセイリングの祭典は、純粋にセイリングが好きな人のお祭りであり、世界にはこんなに多くのセイリングを愛している人達がいるんだと、強く認識させてくれた。

旗.JPG


純粋にセイリングを楽しむ。

真剣にレースに挑む。

これからも頑張ろう。



pers1−2.jpg

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