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進水式 [Offshore Racing]

神奈川県、油壺京急マリーナ(諸磯湾)所属の外洋レーサーで、パールレースの’07総合優勝チーム
「1122トレッキー」の進水式が執り行われました。
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オーナーが若干30歳!の時に計画、建造したNewZwaland 製のレーシングボート、メルボルン大阪
ではほぼ同サイズだった元ラッキーレディー「セイヤ−42」に競り負け、熱海開催のジャパンカップでは
当時のIMS最新鋭艇として活躍した船です。

その後、他のオーナーに譲り、昨年までは「光昇」という名前で乗られていましたが、訳ありで
元のオーナーのところへ戻り、10月からフルレストアを施しました。 

船はフルカーボン製(4930kg)、船型はフルパワーでのダウンウインドを意識したプレーニングタイプで、ミジップからスターンにかけてワイドに広がりを見せる、とてもビーミーな線を持ち、一時代まえのOPEN60の様な安定感が感じられます。(IRCレーティングでは1.166)

12月の進水以降、マストチューニングとボートバランスの把握に時間を費やし、マストのアフトレーキを増やしたり、セイルエリアとバリエーションの検討を重ねています。

得意不得意の風域がハッキリしているので、逆にウィークポイントの改善が明確でチャレンジのしがいがあります。

先週の強風注意報下でもトレーニングを行いましたが、腰の強さからくる安定感は最近の船には
ない心強さがありました。(それでもスピンは2枚破けました、、、)

日本の気候とレースシーズン、また出場するレース形式を考えると、決してアドバンテージのある船では
ありません、それでも強風に強く、安定感があるというのは外洋レーサーには必須の条件であり、大きな目標でもあるトランスパックレースには最高の船なのです。

今年は5月に韓国(釜山)〜博多までの「アリランレース」
7月の「パールレース」を第一目標として、また地元三崎で
開催される外洋全日本選手権にも20年ぶり!に参加する事が決まっています。

上記のレースで対戦される皆さん、緑のサンダルには要注意ですよ!
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